肉離れ、そのままにしていませんか？

2025年03月29日

肉離れ、そのままにしていませんか？

～再発予防のための整骨院アプローチ～

神奈川県横浜市金沢区　金沢文庫東口から徒歩1分のアクティブレスト整骨院です。
（金沢文庫すずらん通り商店街のドトールさんの２階です！）

「運動中に突然ふくらはぎが痛くなった」「走った瞬間に太ももがピキッとした」
こうした経験、ありませんか？
それはもしかすると、肉離れ（筋肉の損傷）かもしれません。

肉離れは、一見「ただの筋肉痛かな？」と思われることもありますが、しっかりとケアしないと再発しやすいケガのひとつです。
この記事では、肉離れの基礎から、整骨院での施術の役割、そして専門的な知見をふまえた対処法まで詳しくご紹介します。

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■ 肉離れとは？痛みの正体を知る

肉離れは、筋肉に急激な負荷がかかることで筋繊維の一部が切れたり損傷する状態です。

起こりやすい状況は以下のようなものがあります：
• 準備運動不足の状態で運動を始めたとき
• 疲労が溜まった筋肉に急な負荷がかかったとき
• 急なダッシュやストップ、ジャンプ動作をしたとき

特に、ハムストリング（太ももの裏）、大腿四頭筋（太ももの前）、ふくらはぎなど、運動中によく使われる筋肉が傷みやすくなります。

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■ 実は「痛みがひいた＝治った」ではない

肉離れは、痛みが引いた後でも筋繊維が完全に修復されていないことが多くあります。
痛みだけを基準に「もう大丈夫」と自己判断してしまうと、筋肉の柔軟性低下や筋力アンバランスが残ったまま運動を再開することになり、結果として再発しやすい状態になります。

こういったトラブルを防ぐには、初期から段階的に体を整えていくリハビリ的な考え方が必要になります。

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■ 整骨院での徒手療法ってなに？

整骨院では、肉離れの症状や回復ステージに応じて、「徒手療法（手技による施術）」を行うことがあります。
これは、医療機関での手術や注射のような処置ではなく、整骨院の専門領域である筋肉・関節に対する物理的なアプローチです。

徒手療法の目的は：
• 硬くなった筋肉やその周囲を柔らかく保つ
• 血行促進による自然な回復力のサポート
• 関節や筋膜の滑らかな動きを取り戻す
• 再発予防のための姿勢・動作パターンの調整

といった点にあります。無理に動かすのではなく、段階に合わせて慎重に対応することが大切です。

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■ 肉離れの保存療法と研究知見

実は、肉離れに関しては手術を伴わない保存的対応でも、十分に回復が見込める場合があることが報告されています。

たとえば以下の日本語論文では、医療機関において非手術的対応（保存療法）でアスリートが良好な回復を遂げた例が紹介されています。

川原 貴史 ほか（2017）
「肉離れ（筋挫傷）に対する保存療法の一例」
『日本スポーツリハビリテーション学会誌』Vol.8
https://jsspot.info/wp-content/uploads/2018/10/Journal-072.pdf

※症状の程度によっては、速やかに医療機関への紹介も行っています。

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■ アクティブレスト整骨院の施術ステップ

当院では、肉離れに対して以下のような流れで対応しています：

1. 初期評価と応急処置

　患部の損傷具合を確認し、必要に応じてRICE処置（安静・冷却・圧迫・挙上）を行います。

2. 徒手療法による段階的アプローチ

　炎症が治まり次第、状態に応じて優しいマッサージ、筋膜リリース、可動域の調整などを行います。

3. 再発を防ぐための体づくり

　筋力バランスの見直し、ストレッチ指導、生活習慣や姿勢のアドバイスなど、予防重視のリハビリ指導も行っています。

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■ 最後に：肉離れを“くせ”にしないために

肉離れは適切に対応すれば、ほとんどの場合で自然治癒が可能なケガです。
しかし、「何となく治ったから」と放置してしまうと、再発を繰り返しやすくなり、慢性化するリスクもあります。

私たちアクティブレスト整骨院では、こうしたケガを早く・安全に回復させ、再発を防ぐために、ひとりひとりの体の状態と段階に合わせたケアを行っています。

「また痛めそうで怖い」「初期の対応に不安がある」
そんな時は、どうぞお気軽にご相談ください。

引用文献：
川原 貴史 ほか（2017）
「肉離れ（筋挫傷）に対する保存療法の一例」
『日本スポーツリハビリテーション学会誌』Vol.8
https://jsspot.info/wp-content/uploads/2018/10/Journal-072.pdf