膝の内側や外側が痛い？側副靱帯損傷の可能性と整骨院での対応｜アクティブレスト整骨院
2025年04月9日
神奈川県横浜市金沢区 金沢文庫駅から徒歩1分のアクティブレスト整骨院です。
（すずらん通り商店街のドトールコーヒーさんの2階です。）
「膝の横が痛む」「歩くとグラつく」「スポーツ中にひねった」――そんな膝のトラブルでお困りの方はいませんか？
その症状、もしかすると膝の側副靱帯損傷によるものかもしれません。
今回は、側副靱帯損傷の基礎知識や発生しやすいシーン、当院でのサポート方法、さらに実際の研究報告も交えてご紹介いたします。日常生活やスポーツを続けるうえで、膝の健康はとても大切です。ぜひ最後までご覧ください。
側副靱帯損傷とは？
膝の関節には、さまざまな靱帯が存在し、それぞれの役割を担っています。中でも、膝の左右に位置する靱帯が「側副靱帯」と呼ばれます。
• 内側側副靱帯（MCL）：膝の内側にあり、外側からの衝撃に対して膝が内側へ倒れるのを防ぎます。
• 外側側副靱帯（LCL）：膝の外側に位置し、内側からの圧に対して膝が外側へ不安定になるのを防ぎます。
これらの靱帯が外力やねじれによって引き延ばされたり、損傷した状態が「側副靱帯損傷」です。特にスポーツをされている方や、転倒しやすい環境にある方に見られやすい怪我のひとつです。
主な原因と症状について
発生しやすい原因：
• サッカー、ラグビーなどのコンタクトスポーツによる接触や転倒
• スキーやバスケットボールなどでのジャンプや方向転換によるひねり
• 階段や段差でのバランスを崩した際の膝のねじれ
• 交通事故などでの直接的な衝撃
よく見られる症状：
• 膝の内側や外側に痛みや腫れが出る
• 関節がぐらつくような感覚や不安定さ
• 膝の動かしづらさや違和感
• 歩行や屈伸時の引っかかり感
アクティブレスト整骨院での対応
アクティブレスト整骨院では、側副靱帯損傷が疑われるケースに対して、状態の評価を丁寧に行い、必要に応じて医療機関との連携も行いながら、整骨院で可能な保存的ケア（非手術的アプローチ）をご提案しています。
【1】初期評価と固定対応
患部の状態を評価したうえで、炎症が強い初期にはアイシングや包帯・テーピングによる固定を行い、膝にかかる負担を軽減します。
【2】関節の動きを取り戻す運動指導
痛みが落ち着いてきたら、膝の曲げ伸ばしを安全に促す可動域訓練（関節モビライゼーション）を段階的に取り入れます。
【3】膝周囲の筋力強化と安定性の回復
太ももの筋肉（大腿四頭筋やハムストリングス）を中心に、関節を支える力を取り戻していくトレーニングを行います。段階を踏むことで、再発リスクの軽減にもつながります。
【4】バランス・動作トレーニング
片脚立ちや階段動作など、日常生活に必要な動きの再学習や、競技復帰を見据えた訓練までサポートします。
保存療法に関する研究報告
実際に、整骨院でも行われる保存的アプローチは、科学的にも効果が報告されています。
● 日本国内の研究より
「内側側副靭帯損傷に対する理学療法の一考察」
MCL損傷に対する運動療法が、可動域と機能の回復に有効であると報告されています。
引用：https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282680643028992
● 海外の論文より
「Nonoperative treatment of medial collateral ligament injuries of the knee: a review of the literature」
軽度から中等度の損傷であれば、非手術によるケアが適切であると結論づけています。
引用：https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC11202733/
※すべてのケースにおいて保存療法が適しているわけではないため、必要に応じて整形外科との連携が重要です。
アクティブレスト整骨院は整形外科さんとの連携もございます。
膝の痛みを我慢せず、早めの対処を
膝の痛みは、日常生活を不便にするだけでなく、無意識に体の他の部位へ負担をかける原因にもなります。
アクティブレスト整骨院では、膝の症状に対して丁寧な評価と段階的なサポートを心がけています。
「どこに相談したらいいかわからない」
「整形外科に行くべきか迷っている」
そんな方でも、まずはお気軽にご相談ください。
私たちが、あなたの動ける毎日を支えるお手伝いをいたします。