原因は“ポリモーダル受容器”かも!?

2025年03月23日

 
 
その痛み、原因は“ポリモーダル受容器”かもしれません
 
 
神奈川県横浜市金沢区谷津町のアクティブレスト整骨院です。
 
「ずっと続く腰痛や肩の重さが取れない」
「痛みの原因がわからず、いろいろ試しても改善しない」
 
――そんな慢性的な不調に悩まされていませんか?
実はその痛み、身体の“センサー”である「ポリモーダル受容器」が関係している可能性があります。
今回は、あまり知られていないこの受容器の役割と、痛みとの関係、そしてアクティブレスト整骨院での施術アプローチについて、わかりやすくお話しします。

⸻ ポリモーダル受容器とは?
ポリモーダル受容器とは、複数の刺激(物理的・熱的・化学的)に反応する神経のセンサーです。主に皮膚や筋肉、関節の周囲に存在し、日常的な刺激に反応して、情報を脳に伝える役割を果たしています。
 
たとえばこんなときに…
• ぶつけたときの痛み → 物理的刺激
• 熱いものに触れたときの反応 → 熱刺激
• 炎症が起きてヒリヒリする感覚 → 化学的刺激
 
こういった複数の刺激を一つで感知するため、「ポリ(=複数)モーダル(=様式)受容器」と呼ばれています。
 
 
⸻ ポリモーダル受容器が“過敏”になると…
通常、ポリモーダル受容器は身体を守るために働くセンサーですが、過剰に刺激を受け続けると“過敏化”してしまうことがあります。
この状態になると、本来なら痛みを感じない程度の刺激にも反応して、痛みや違和感を感じるようになります。
この過敏状態を「感作(かんさ)」と呼びます。

感作された状態の特徴
• 軽い刺激でも痛みを感じる
• 慢性的なコリや重だるさが続く
• どこに行ってもなかなか良くならない
 
つまり、痛みの原因が筋肉や骨だけでなく、「神経のセンサーが過剰に反応している」というケースがあるのです。

⸻ アクティブレスト整骨院のアプローチ
慢性化した痛みに対して、当院では「ポリモーダル受容器の過敏化」にも着目し、身体全体のバランスと神経系へのアプローチを組み合わせた施術を行っています。
 
1. 過敏化を抑えるやさしい手技療法 強い刺激を与えるのではなく、神経系が落ち着くようなやさしく丁寧な手技を用いて、筋膜や深部の筋肉の緊張を緩めていきます。リラクゼーション効果も期待できるため、痛みによるストレス緩和にもつながります。

2. 姿勢や体の使い方の改善 姿勢や生活習慣によって、特定の部位に負担が偏ると、ポリモーダル受容器が常に刺激され続ける状態になります。当院では、身体の使い方のクセやアンバランスを評価し、根本的な原因へアプローチします。

3. 自律神経のケアも含めた施術方針 過敏化の背景には、ストレスや睡眠不足などによる自律神経の乱れも関わっていることが多いです。施術だけでなく、リラックスできる空間づくりやセルフケアの提案も大切にしながら、心身両面でのサポートを行っています。
 
⸻ その“原因不明の痛み”、実は「情報の誤作動」かもしれません
「どこに行っても異常はないと言われた」
「気のせいと言われてしまった」
そんな経験はありませんか? それはあなたのせいでも、思い込みでもありません。
身体のセンサーが過剰反応してしまっているだけかもしれません。 ポリモーダル受容器の過敏化による慢性痛は、正しく理解し、適切なケアをすれば改善が見込めるものです。
 
⸻ 最後に|痛みの“根本原因”を探したい方へ
アクティブレスト整骨院では、問診・検査・施術を通して「今出ている痛みの本当の原因」を一緒に見つけていきます。
“その場しのぎの対処”ではなく、“原因からの改善”を目指したい方にこそ、当院の施術はおすすめです。
慢性痛、繰り返す不調、なかなか取れない違和感でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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